軽井沢から車で北へ向かうこと約1時間、そこには日本有数の温泉地である「草津温泉」があります。その昔、軽井沢と草津は鉄道で繋がっていました。今は亡きおばあさんから聞いた話では、電車で峠を登るより人が歩く方が早いと言っていましたが。。この鉄道の名残が、今も軽井沢で営業している「草軽交通」(バス)です。
目次
軽井沢から北へ向かおう
軽井沢から車で北上していくと峠の頂上付近に「峰の茶屋」が見えてきます。おおよそ、この辺までが軽井沢町で、ここより北へ向かうと群馬県に入ります。浅間白根火山ルートの有料道路に入ると、浅間山の超麓で雄大な景色を見ることができます。では、群馬県草津町の草津温泉に向かって北上していきましょう。
有料道路で行く場合は峰の茶屋の信号を左に進む「浅間白根火山ルート」を使います。万座・鹿沢口付近からは県道59号線を通り、国道292号線に出たら左折して草津温泉を目指します。
無料道路で行く場合は峰の茶屋の信号を斜め右に進む国道146号線を使います。道なりに進んで行くと国道406号線に当たるので、そこを右折します。ちょっと進んだところ(大津の信号)で左折して国道292号線に入ります。あとは道なりに進んで草津温泉を目指します。
有料道路は無料道路より10分ぐらい早く着くと思います。
くさつ~はよいと~こ♪が聞こえたら
草津温泉が近づくと「くさつ~はよいと~こ♪いちど~は~おいで♪」というメロディが道路から聞こえてきます。メロディロードという仕掛けらしく、時速40キロが一番良いスピードみたいです。
道なりに進んで突き当りの信号「草津」を右折し、道路が右にカーブする左側に町営駐車場があります。車をここに停めるのが一番楽だと思います。
湯畑を見下ろせる光泉寺
駐車場に車を停めて奥に進んで行くと石畳の階段が見えてきます。ここを登っていくと光泉寺です。
ちょっとお参りをして草津温泉の湯畑に向かいます。
ザ・温泉という雰囲気の草津温泉の湯畑
石畳の階段から草津温泉の湯畑が一望できます。ザ・温泉って雰囲気が良いですね。温泉の硫黄の香りが強くなってきました♪
階段を降りたところに「白旗厳選」があります。ここからも温泉が湧いています。
人はこういうのを見ると、お金を投げ入れたくなるんですかね?「お金を投げ入れないでください」と書かれていますが、コインがいっぱい沈んでいます。
湯畑の上流側です。湯畑の右側にある屋根がある所は足湯です。草津温泉は熱く、足湯だからといって容赦はありません。とにかくお湯が熱いです。
豊臣秀次って書かれています。戦国武将の名も残ってるんですね。
こちらは前田利家。他にも大谷吉継などの名を見かけました。戦国武将も草津温泉の湯につかったんですかね?
湯畑の横に回り込んでみました。それにしても湯量が凄いですね。この裏側には草津温泉名物の温泉まんじゅう「ちちや」があります。
湯畑の下流に来ました。温泉のお湯が絶えずドド~っと流れているのが圧巻です。それを感じてほしくてGIFアニメーションにしてみました。いかがでしょうか。
こちらも源泉が湧き出ている西の河原
湯畑からちょっと離れて西の河原へ向かってみました。こちらも湯畑とは一味違う雰囲気が味わえます。
小川の脇から源泉が湧き出しています。不思議な光景ですよ。ここ最近は足湯が整備され、足をつけることができるようになりました。
この写真は2012年ですが、温泉が溜まった池がたくさんあります。
途中に穴守稲荷神社の分社があります。商売繁盛の神社で、穴守稲荷神社の白い砂をお店の入口に置くと良いらしいです(行ったときは鳥居が工事中でなかったため、こちらも2012年の写真です)。
奥まで進むと「西の河原露天風呂」があります。大きな露天で入浴することができます。
西の河原露天風呂の少し手前の小川です。小川自体が温泉らしく、湯気が凄いです。静止画だと伝わりづらいと思い、GIFアニメーションにしてみました。
軽井沢に来たついでに立ち寄りたい草津温泉
軽井沢から車で約1時間で行けるのが草津温泉です。最近はスキー場で予期せぬ噴火もありましたが、湯畑がある街は離れた場所なので安全だと思います。ザ・温泉という雰囲気がとても良いので、軽井沢に来て余裕があるならば、草津温泉に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ホントは白根山の湯釜も見れると良いのですが、こればかりは噴火活動が落ち着くのを待つしかなさそうですね(写真は2012年の白根山の湯釜です)。